ユダヤ・ジョークで
気分ぽかぽか!?

ユダヤ人はジョークのうまい民族として有名ですが
『ユダヤ最高のジョーク』(三笠書房)と
『ユダヤ・ジョーク集』(実業之日本社)という本の中から
面白い(と私が思った)ジョークをピックアップして
このページに掲載しておきます。

つまらなかったらゴメンナサイ

 

 

 
はた迷惑な“妙薬”の巻

「先生、最近どうも耳が遠くなっちまって、自分の屁の音すら聞こえないんです」
「それじゃあ、この薬を2粒ずつ、1日に3回服用しなさい」
「これで耳が良くなりますか?」
「いやあ、耳には効かないが、屁の音が大きくなることは請け合いですよ」


 
つかの間の吉報の巻

 ユダヤ人がナチスに圧迫されていた頃、ベルリンの街角で、2人の男が話していた。

「ところでコーンさん、2つばかりニュースがありますよ。1つは吉報、もう1つは凶報です」
「吉報とは何ですかね?」
「ヒトラーが死んじまったんだとさ」
「そりぁあ、いい知らせだ。それで凶報とは?」
「その知らせが誤報だったんだ」


 
こぼれる涙の巻

 旅説教師の説教を聞いて、すすり泣いている男がいた。
 あとで説教師がその男に聞いた。
「私の話は、そんなに感銘深いものでしたかな?」
「いえいえ、実は私のせがれがどうしても旅説教師になるといってきかないのです。あなたの話を聞いていると、息子の将来が案じられて、思わず涙がこぼれましてね」


 
禁じられた予備行為の巻

 汽車の中で、将校とユダヤ紳士が向かい合って座っていた。ユダヤ紳士がポケットから葉巻入れを取り出し、おもむろに1本抜き取り、マッチで火をつけようとしたところ、将校がやにわに立ち上がり、ユダヤ紳士のくわえている葉巻をもぎ取り、窓から放り捨てた。

 ユダヤ紳士は怒って、詰問した。
「いったい、なんてことをなさるんです」
「きみ、ここは禁煙ですぞ」
「しかし、まだ火もつけていなかったじゃないですか」
「いや、予備行為をしてもいかん」

 ユダヤ紳士は返す言葉もなく、2人とも黙って旅を続けた。しばらくして、将校が新聞を取り出して広げたところ、今度はユダヤ紳士が、新聞をひったくって窓から投げ捨てた。将校は烈火のごとく怒った。
「きさま、本官に無礼をはたらくとは許さんゾ!」

 ユダヤ紳士は少しも騒がずやり返した。
「ここで排泄行為は禁じられております」
「は? 本官はこんなとこで排泄行為などやりはせん!」
「予備行為だって禁止されてますよ」


 
親思いの不信心の巻

 あるユダヤ人が友人とやり合っていた。
「オレ、キリスト教に改宗するよ」
「なんということをするんだ、死んだおとっつぁんが成仏できないで、墓石の下で寝返りするぞ」
「いや、その心配はないんだ。来週、オレの弟も改宗するんだ。そうしたら、おやじはまた寝返りして元どおりになるさ」


 
いったい何の助手?の巻

 バスの中で美しい女の先生が、隣に座っていた乗客に聞かれた。
「子供は何人いますか?」
 先生は生徒の数を聞かれたものと誤解して、
「37人います」と答えた。

 聞いていた連中は信じられないといった顔をして大笑いした。すると先生は、そんな数多くの子供たちを教えられるはずがないと馬鹿にされたものと思い、きっぱりと言った。
「馬鹿にしないで下さい。もちろん助手を使っているんです」


 
イスラエルが支持される理由の巻

 1967年の第三次中東戦争で徴兵されたユダヤ兵が、友人に言った。
「なんでもアラブ人たちは、俺たちを出身国へ追い返すまでは戦争をやめないと言ってるらしいぜ」

 友人はうなずきながら言った。
「どうりで世界中の国が、イスラエルを支持するわけだ」


 
ありえない話の巻

 イスラエルの首都で閣僚会議が開かれ、大蔵大臣がイスラエルの国際収支の大赤字を説明していた。
 そのとき突然、通産大臣が動議を出した。
「アメリカ合衆国に宣戦布告してはどうでしょうか? 砲艦を一隻、ニューヨークに出動させ、砲撃させてみることです」

 国防大臣は驚いて言った。
「そんなことをやったら、たちどころにアメリカ軍第6艦隊が派遣され、わが国の敗戦は目に見えております」
「それが狙いなのです。敗戦となれば、ドイツのように、マーシャルプランのような経済援助を享受でき、イスラエル経済の復興は望みのままになるでしょう」

 今度は、国防相が当惑した顔で言った。
「お説は分かりますが・・・。しかし、万が一ですぞ、わが国が勝ってしまったら、どうするのですか?」


 
ぜいたくな不満の巻

 聖地エルサレムを訪れたキリスト教徒の観光客が、シナゴーグ(ユダヤ教会堂)の礼拝式を見物した後で、ユダヤ人に尋ねた。

「いかにもおごそかで結構でしたが、お祈りのとき、モーセの名前が出てくるたびに、信徒が不満げにブツブツ言っていたのはナゼでしょうか? モーセはユダヤ教の大預言者として尊敬されているはずでしょうに」

 ユダヤ人は不満そうな顔をして答えた。
「いやいや、あの男の人気は最近地に落ちましてね。奴さんの案内のおかげで、我々ユダヤ人はオレンジの安い土地(パレスチナ)にはたどり着きましたけれど、本当は、ペルシャ湾近辺の石油の出る土地のほうが良かったんですよ」


 
ペーパー代の巻

 ある男が公衆トイレに入った。そして用をたし終えて、さて紙を使おうとポケットに手を入れたところ、うっかり一枚の紙も持ち合わせずトイレに入ったことに気付いた。しまったと思ったが、隣で誰かが用をたしている気配がする。

 そこで男はカベを叩きながら声をかけた。
「すみません。紙の持ち合わせはないでしょうか? あったら分けて欲しいのですが?」
 すると隣から声がした。
「いやあー、私も一枚の紙もなくてね、困っていたところなんですよ」
 男はガックリしたが、ふと一つの名案が頭に浮かんだ。そして、やおら財布を取り出して10ドル紙幣を1枚抜き取ると、隣に声をかけた。
「まことにすみませんが、10ドル札を持ってますので両替してもらえませんか?」

 


 
女よりも男が先につくられた
理由の巻

 2人のラビ(ユダヤ教律法学者)が議論をしていた。

「どうして神は最初にアダムをつくり、そして次に、女のイブをつくったのだろうか?」と、1人のラビが言った。
「それは簡単なことだよ」と、もう1人のラビが言った。
「もし男が女の次につくられたとしたら、神は女の希望を聞かなければならなかったろう。そして女の希望を聞いていたら、何事もできなかっただろう」


 
不倫な男の巻

 ダヤンは同僚モシェの美人の奥さんに一目惚れしてしまい、なんだかんだと言い寄ったが、志操堅固なモシェ夫人は毅然として相手にしてくれなかった。
 そこで、最後の手段として1000マルクを彼女に贈る約束をした。

 さすがの夫人もユダヤ人、今度はいやと言えず、ダヤンに身を許すことを約束した。
「明日は主人が出張しますから、その留守にいらして下さいな」

 翌朝事務所で、ダヤンは出かけようとしているモシェをつかまえて、頼み込んだ。
「ほんの2、3時間でいいんだ。1000マルクばかり都合つけてくれないか。お昼までには奥さんのところへ届けておくから」

 モシェが夜遅く帰宅して、心配顔で夫人に尋ねた。
「今日、ダヤンがうちに来ただろう?」
 夫人は昼の情事が発覚したのかと思って、どぎまぎしながら答えた。
「ええ・・・」
「1000マルク持って来たんだろう?」
 夫人は顔面蒼白になり、か細い声で答えた。
「はい・・・」
 モシェは満足げに言った。
「そうか、今朝契約したんだが、やっぱり約束を守ったか。しかし、信用できる男だな、あいつは」


 
軍法会議の巻

 アメリカでは、兵士がポーカーゲームをやることを禁じているが、カトリックとプロテスタントとユダヤ教の信者である兵士が3人禁を犯したため、軍法会議にかけられた。

 法廷でまず、カトリックの兵士が証言した。
「マリア様にかけても、ポーカーなどしたことがないと誓います」
 次に、プロテスタントの兵士が言った。
「マルティン・ルターにかけて申し上げます。ポーカーなどやった覚えはありません」

 最後に、ユダヤ人の兵士が起立して言った。
「ええと、裁判官様。あのぉ、私一人ではポーカーができるはずがありませんがぁ・・・」


以上、失礼しましった
 
(*^_^*)

 


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