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■当館の研究テーマについて

●当館は「ヘブライ」に関するあらゆるテーマを探究しています。

古今東西のあらゆる情報を網羅した「総合性」が売り物です（大きな目標にしています）。古代の歴史はもちろん、現在進行形の「国際問題」も扱うし、宗教や神話などの「形而上学の世界」までも扱います。

●当館の別名である「ヘキサゴン（HEXAGON＝六角形）」は、アメリカ国防総省の「ペンタゴン（PENTAGON＝五角形）」を意識したものです（^^;

実際に近い将来、世界のどこかで「ユダヤ問題（ヘブライ情報）」に特化した「ヘキサゴン」という情報機関が誕生したら面白いなぁと思います……。

●さて、今さら言うのもなんですが、私は「歴史」を研究するのが大好きです。

「ヘブライ」に限らず人類全体の歴史、人間が織り成す光と影の「歴史」を探究するのが大好きです。

「なぜ人間は憎しみあうのか？」、「なぜ戦争はなくならないのか？」、「なぜ偉大な文明は滅んでしまうのか？」、「そもそも人間とは何か？」、「なぜ選民思想や終末思想が生まれるのか？」、「“神”は存在するのか、しないのか？」などなど、難解なテーマを考えるのが大好きです。

●歴史よりも「人間」という名の不思議な「生き物」に興味があるのかもしれません。

（ちなみに自分は、大自然の観察や生物学の研究も大好きです。ヒマがあれば、動植物をスケッチしています）。ユダヤと自分は深い関係にあるので、自分の中の「もっと知りたい！ もっと知りたい！」という知的探究心が衰えない限り、どんどん扱うテーマを増やしていきたいと思います……。

●ところで、人にはそれぞれ得意なテーマ、苦手なテーマがあるものです。

「世界史」に興味があるからといって、「宗教問題」や「民族問題」にまで興味があるとは限りません。

「ヨーロッパの歴史」に強い関心を持っていても、「中東の歴史」には全く興味のない人もいるでしょう。そのため、当館を訪問して、好きなフロアもあれば、嫌いな（興味のない）フロアもあると思います。

●当館には、シリアスで“ド真面目”（ヘビー）なフロアだけでなく、歴史ロマンに満ちたフロアや、冗談の混じったフロア、オカルティックで怪しげな雰囲気のフロアなども組み込んであります。凝り固まった既成概念を揺さぶるために、わざとトンデモっぽい（？）情報を扱っているフロアもあります。

“親日ユダヤ人”を紹介しているフロアもあれば、“反日ユダヤ人”を紹介しているフロアもあります。左寄りの（サヨクっぽい）内容のファイルもあれば、右寄りの（ウヨクっぽい）内容のファイルもあります（笑）

●人によって好き嫌い大きく分かれると思うので、当館にある全てのファイルに目を通す人はほとんどいないでしょう……（お好きなフロアでゆっくりしていって下さい）。また、当館の内容に対して、異論・反論を唱えたくなる人は少なくないと思いますが、当館が、少しでも「世界平和」を考える上でお役に立てれば幸いであります。m（_ _）m

■シオニズム（Ｚｉｏｎ主義）について

●ところで現在、地球上では様々な国際紛争が起きていますが、

当館は「中東問題」や「パレスチナ問題」に対して特別に強い関心を持っています。

「シオニズム運動」が平和裏に解決（解消）され、中東地域が一刻も早く「平和な状態」になることを強く願っています。

（左）イスラエル（パレスチナ地方）の地図 （右）イスラエルの国旗

※ 「シオニズム（Zionism）」（別名 Ｚｉｏｎ主義）とは、
中東のパレスチナに「ユダヤ人国家」を建設しようという思想です。
聖地エルサレムの「シオン（Ｚｉｏｎ）の丘」にちなんで名付けられました。

●なお、ここで注意してほしいのは、「反シオニズム＝反ユダヤ主義」ではないということです。

「反シオニズム」と「反ユダヤ主義」が全く同じものだと誤解している人が多いようですが、「反シオニズム」と「反ユダヤ主義」を混合するのは、「反アパルトヘイト」と「反白人主義」を混合するのによく似ています。

そもそも、「ユダヤ」は民族と宗教の名称であります。これに対して「シオニスト」とは、イスラエル国家の反アラブ拡張主義・強硬路線を支持する「政治的立場」を意味しています。

ユダヤ人でなくともシオニストとなる場合もあります。（実際に現在、アメリカには「キリスト教シオニスト」と呼ばれる、非ユダヤ人のシオニストが大勢います）。

●また、本質的に「シオニズム」と「ユダヤ思想」は別物ですし、シオニズムを批判しているユダヤ人も多く存在します。

この件に関しては、当館作成のファイル「シオニズムを批判するユダヤ人たち」で詳しく紹介していますので、興味のある方はそちらを参考にして下さい。

●さて、まだまだ書きたいことがありますが、これ以上話を長くしたくないのでこの辺で終わりにしておきます。最後までお読みいただきありがとうございました。m(_ _)m

－１９９８年１２月－

　

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