ヘブライの館2 > 総合案内所


No.a6fhc112

作成 2005.8

 

『日本・原爆開発の真実』について

 

 

『日本・原爆開発の真実』(祥伝社)という本がある。

(この本を読んだことのある人はどれくらいいるだろうか?)

 



『日本・原爆開発の真実』

〜米国を戦慄させた破壊力と昭和天皇の決断〜

五島勉著(祥伝社)

 

●この本の著者は五島勉氏である(五島氏の異色作品である)。

「えっ! 五島勉? あの予言研究家の? じゃあ、トンデモ本か!?」と“拒否反応”を示す人は少なくないと思うが、この本はいたって真面目な内容の本である。日本の原爆開発の実態について、「へぇ〜、よくここまで調べたな〜」と感心してしまうような内容の本である。

母校・東北大学と深いつながり(コネクション)を持つ五島氏だからこそ書けた本かもしれない。


●この本には、日本が生んだ一人の天才科学者、彦坂忠義(ひこさかただよし)博士の悲劇が紹介されている。(彦坂博士は五島氏の出身大学、東北大学の理学部で活躍された原子物理学者である)。

彦坂博士は、驚くべきことに、当時のアインシュタインやオッペンハイマー、ボーアなどの欧米の一流科学者達がまだ到達していなかった、原子核内部の正確な構造をすでに見抜いていたという。彦坂博士とその研究仲間たちは、欧米よりも早く、原子核内の内部構造を正しく掴み、いずれそこから引き出されるだろう、巨大な破壊エネルギー、核兵器が誕生する事も予測していたという。

そして彼らは、その核エネルギーをどう制御し、防止し、無力化していくか、そんな現在でも解決されていない問題を、仙台の町を歩きながら、熱く語っていたという。欧米の研究者達が、核を爆発させようと研究している中で、たった一人彦坂博士だけが、平和利用という視点で考えていた、と五島氏は本の中で強調している。

(彦坂博士はノーベル賞を受賞してもおかしくなかったほどの天才で、五島氏は、母校・東北大学の教授達から、この彦坂博士の話をよく聞かされたという)。


●また、この本には、昭和天皇こそが最初の原爆抑止者だったことが紹介されている。

 


昭和天皇

 

●参考までに、この本の表紙(裏)には、次のような文が書かれている。『マルニ計画』とは何か?

東北の小さな田舎町、そこに突然、B29の編隊が襲ってきた。軍需工場もないこの町に、いったいなぜ……。しかも彼らは、爆撃もせず、ただ低空飛行をしただけで飛び去ってしまった。まるで何かを探しているように……。その数年前、アメリカの権威ある科学雑誌に投稿された日本人科学者の平和目的の驚くべき新エネルギー論文は、何者かの手によって圧殺され、ひそかに活用されていた。

こうして、いくつかの糸が交叉するとき、ある恐るべき研究と作戦が浮かびあがってきた。その頂点に位置づけられた『マルニ計画』とは何だったのか。いま、究極の終戦秘史に迫る。」

「ドイツとスイスの国境にあったCIC(米軍諜報部隊)アジトのひとつが日本からの暗号『ウランを送れ』を傍受したとき、だれひとりとして、黄色いサルと核兵器を結びつけるものはいなかった。」



●また、五島氏は「まえがき」の中で次のように述べている。

「日本は60年ほど前、原爆を作ってアメリカと核戦争をやる寸前までいった。やればその限りでは、太平洋戦争のドタン場で勝つ見込みがあった。この本はこの情報を追う。これだけでも、今までほとんど知られなかった衝撃の秘史だが、それだけではない。日本がその時作りかけていたその原爆は、アメリカが日本に落として数十万人の無抵抗の市民を焼き殺した、あの野蛮な2発のアメリカ原爆とは、まるで違うものだった。

どう違っていたかは、本文を読んでいただけばわかる。それは当時の世界一の日本原子核科学を結集した、アインシュタインもできなかった発想のもの。しかもそれを超高速で飛ばすロケットさえ、日本は完成しかけていたのだ。

『では何でそれをアメリカにぶちこまなかった?』とあなたは聞くだろう。私もそう思うし、当時の日本軍首脳もその実現に賭(か)けていた。しかしそれに対し、昭和天皇が、ハッとする高い視点と鋭い予見から、別の決断を下したのだった。

それは真の指導者ならば、アメリカの指導者たちも当然、同じ視点に立つべきものだった。しかしアメリカの指導層はそれをせず、(おそらく日本がその視点によって決断したのを知ってたのに)、あえて広島と長崎を破滅させたのだ。それから思いもよらぬ謎解きを引き出されてくる。本文を読んでくださればわかるが、それも今まで誰も言わなかった衝撃の結論である。

ちなみに今、太平洋戦争は開戦60周年を迎え、アメリカは大作映画『パール・ハーバー』を作り、日本の理不尽な攻撃にアメリカが雄々しく立ち上ったと描いている。その雄々しさのしめくくりが、アメリカに言わせれば広島と長崎で、アメリカは彼らの原爆の模型を記念館に飾り、『これで多くの人の命が救われた』と宣伝している。

そしてそうした無謀な戦争をひき起こした責任は、挙げて日本にあり、それを阻止できなかった昭和天皇の責任も重い、という研究を、アメリカ学者たちが続々発表している。

それらが全部、真っ赤なウソか誤認であることを、この本の新事実が暴くと思う。いったい、あの大戦でアメリカは本当に勝ったのか、アメリカ科学やアメリカ精神はそれほど正しくすごかったのか、という深い疑惑とともに。」



●さて、最後になるが、この本の「目次」を、下に紹介しておきたい。
この「目次」を見れば、どのようなことが書いてあるかが大雑把に分かると思う。

 

 


 


■■究極の戦争秘史 日本・原爆開発の真実 ◆ 目次

 

■第1章:昭和の秘められた歴史が人類の未来を決めていた?

──謎のB29、「マルニ」の秘密、そして昭和天皇の予見が一つにつながる時

・日米戦争最大の謎、B29は「その山奥の町」をなぜ襲ったか?
・大都市をジュータン爆撃するのが役目なのに
・それはB29のとっても死を賭した芸当?
・石川町を襲ったのは、大統領直属の特命部隊だった?
・その深層が人類文明の未来と結びつく
・日本と世界の存亡を握っていた秘密コード「マルニ」とは?
・昭和天皇、その知られざる衝撃の警告
・その後の人類危機を見通した人
・秘史を解く最初のカギは、70年前の仙台にあった


■第2章:日本の、知られざる天才原子物理学者

──政治も経済もどん底の時代に現れた“新しい頭脳”

・その一見平凡な青年たちの、どこが不思議だったか?
・彼らは「原子物理学の最先端理論」を話していた
・原子核を爆発させない方法まで、早くも……
・政治も経済もどん底の時代、なぜ彼らは未来を先取りできたのか
・どん底の危機に直面したとき、新しい頭脳が生まれる
・天才・彦坂忠義が直観した“新しい原子核モデル”の先見性
・米国専門誌に送った乾坤一擲の彦坂論文


■第3章:“日本の破滅”こそ白人文明の目的?

──嘲笑われ、じつは盗まれていた日本人の画期的原子核理論

・米国の専門誌にも、ボーア自身にも無視された彦坂論文
・日本人を嘲笑いながら、実は理論を盗んだ一部欧米科学者
・そして「悪夢の兵器」が動き始めた
・ナチスより早く原子爆弾を完成させよ
・アメリカ対ナチス、核兵器開発の死闘
・第二次大戦の表面の陰で
・60年前に彦坂博士が書いた画期的な原子炉のプラン
・「原爆をルーツとする現在の原子炉」とまったく違う発想
・危険なU235ではなく、安定したU238を生かす
・白人文明の帰結 = 核による大量虐殺
・しかし、歴史の流れは日本を容赦なく地獄に追い込む
・黄色人種の日本になら、いくら原爆を使ってもかまわない
・秘密コード「マルニ」ついに登場


■第4章:日本が開発した原子爆弾

──いま明かされる「マルニ」「ニ号」の謎とは?

・二人の高級将校が訪れた謎の研究棟
・日本の原子理論物理学の牙城だった「仁科研究室」とは?
・陸軍と仁科研が結びつく
・安田中将の恐るべき先見と不安
・「日本原爆はできるか?」の問いに対する仁科博士の回答
・命名“ニ号爆弾”ついに開発開始
・ゼロ戦でも運べる“日本独自のミニ原爆”
・そのウラン量はアメリカ原爆の7分の1から8分の1
・アメリカ原爆の目標、軍から民衆へ
・昭和天皇と仁科博士は何を語ったか
・同盟国ドイツへの緊急打電「ウランを送れ」


■第5章:アメリカ科学陣を震え上がらせた日本の極限技術

──そのとき“ゼロ戦の悪夢”が彼らに蘇った

・傍受された謎の緊急電文
・山本長官の暗号を解いたチームがこれも
・黄色いサルに原子核のことがわかるのか?
・米首脳の混乱を凍りつかせたOSSの緊急報告
・「日本でも原爆開発の可能性あり、リーダーはニシナかサガネ!」
・ホワイトハウス首脳に蘇った“ゼロ戦の悪夢”
・日本は異種原爆を作っているかもしれない……
・エマージェンシー! エマージェンシー!
・日本へのUボートが積んでいたもの
・のるかそるか原爆製造にはあまりにも少なすぎるウラン
・もしや!? 米欧にはできない“爆発効率”の技術を日本が
・ピンポイント爆撃の陰の黒い疑惑
・なぜ140機ものB29が郡山市を襲ったか


■第6章:占領軍が最も欲しがった「石川町の秘密」

──アメリカを逆上させたもうひとつの“原子核”

・不可解な過剰爆撃! 美少女たちもおおぜい死んだ
・特命B29が執拗に狙った“石川町の秘密”とは?
・結局、特命B29は石川町へ何をしに?
・それはこういうことだった
・米占領軍は東京より早く石川町を押さえた
・本格的な工場は石川町以外にあった
・トリウムが秘めた可能性
・アメリカを逆上させた“日本の平和発想”
・尋常に戦えず、遠くから女子どもを虐殺したルメー
・それなのに誰が虐殺首謀者に勲章を?
・ついに昭和天皇の極秘決断へ


■第7章:人類滅亡の危機を救った昭和天皇の決断

──起死回生の“ミニ原爆作戦”を拒否した先見力

・“第2のパールハーバー作戦”
・大戦末期、最深層に秘められた決断
・まったく無私の方が、ひとりだけいた
・「憲法を守る」と誓われた現天皇の決意
・東条首相と杉山元帥は昭和天皇に何を迫ったか
・昭和天皇はそれに決然と答えた
・「それでは日本が人類滅亡の悪の宗家になるではないか」
・虐殺効果の視点からしか“原爆”を見なかったアメリカ
・天皇に秘密の開発も燃料の爆発事故で発覚
・昭和天皇が日本民族、人類を救った


■第8章:終戦詔書に込められた痛烈なメッセージ

──21世紀の今甦る昭和天皇の警告

・「終戦の詔書」に書かれていた完全なる予言
・昭和天皇はなぜ的確な分析ができたのか
・この究極の秘史の結論
・では人類はこれから?

 

 


 

※注意: やはり、世間では「トンデモ作家」と呼ばれている五島勉氏が書いた本という
ことで、この本に書かれてあることは、正直、どこまでが「真実」なのかは分かりません。
時間をかけてじっくり様々な角度から、徹底的に検証していく必要がありますね。

とりあえず、原爆昭和天皇に興味のある方なら、読んで損はないと思います。

 

★関連リンク

『日本・原爆開発の真実 ─ 米国を戦慄させた破壊力と昭和天皇の決断』(祥伝社)

 



 


▲このページのTOPへ




 HOMEに戻る資料室(アーカイブ)に戻る

Copyright (C) THE HEXAGON. All Rights Reserved.